2020/03/26 12:41
太陽の光を反射して周りがキラキラと輝く
いつも見る景色のはずなのに
ああ、なんて綺麗なものに囲まれて生きているのだろうと改めて感じる瞬間がこういう時だ
COMET初期から真鍮、silver、ビーズと接続金具を変えながら作成していたアンティークシャンデリアの耳飾り。
最近は必然的に出不精となりアクセサリーを付ける機会なんてあまりなかったので気分転換に身に付けて近所を歩いてみた。
1cm大くらいのカット硝子が放つ光にはくどさがない。光が反射してあちらこちらにチラチラ優しい光が散らばって、春の陽気も相まって気持ちが良かった。
散歩しながらふと真鍮のパーツのことを思い出していた。70's dead stockの真鍮製コネクター、何か作りたい！と一目惚れして手に入れたものの、ずっと素材にみあうアクセサリーを…と考え煮詰まってしまっていたのだ。そんな時ふと、あ〜これだ。今欲しいものってこれだわ。と閃いたら妄想が止まらなかった。
帰宅してパーツを引っ張り出してきてどう繋げようか試行錯誤した。あんまりカット硝子同士が並びすぎるとギラギラしてしまって、間隔を開けた方が良いなあとかどうするのが1番綺麗かなとか、こねこねしながらしばらく悩んでいた。
純白のドレスにも、埃っぽいボロボロの古着にだって似合うように作ろう。背伸びしすぎないけど綺麗なもの。
寒い朝に氷柱を透かして見る世界のように、ひんやりと澄んだ空気を纏っている。氷の粒みたいだな。これは溶けないからよかった、なんてぼんやり考えていた。
シンデレラの硝子の靴は、時間が経ったら溶けてしまうんじゃないかと子供ながらになんとなく心配していたことがあった。硝子って儚くて可憐で、なんだか危うい。
online shopでの販売は3/27 20:00開始です。
4月上旬頃に静岡のSpell様への納品も予定しております。
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